たかまつの夜空の明るさを、一緒にリサーチしてみませんか?

「星空の街・あおぞらの街」全国協議会(主管:高松市)では、より良い星空環境を目指して活動している市民団体「星空公団」とのコラボレーションにより、高松市内の夜空の明るさを調査し、星の見えやすさを地図上に示した「星空マップ」を作成し、10月6日(土)に開催される第30回「星空の街・あおぞらの街」全国大会で報告します。

デジタル一眼カメラさえあれば、短時間でできる簡単な調査です。調査への参加者が多いほど、調査結果の精度が上がりますので、より多くの皆さんの参加をお待ちしています。

この調査は、環境省と星空公団が実施する 「夏の星空観察」と連携して実施します。撮影されたデータは、「平成30年度 夏の星空観察」と「高松市の星空調査」との両方に使用しますので、あらかじめご了承ください。
なお、環境省の夏期観察については、下記サイトをご参照ください。
https://www.env.go.jp/press/105671.html
環境省のデジタルカメラによる調査は、今後、星空の地域資源としての活用に資するため、3年程度の継続的なデータの蓄積を経て、地域ごとの夜空の明るさの段階分けを予定していますので、今後3年程度の継続観察(夏と冬の2回)への参加を希望される団体、若しくは個人の方は、下記の①から⑤までの内容を記載したメールを、環境省(hikari@env.go.jp)までお送りください。

①撮影団体名等
 団体の方は団体名、個人の方はフォトネーム(ペンネーム)
 ※個人が特定されるような名前の使用は避けてください。
②観測地点(都道府県名、市町村名、観察場所名称)
③周辺状況
 住宅地域、商業地域、工業地域、農業地域、森林山間地、自然公園等、その他
④連絡可能なメールアドレス
 お送りいただいたアドレスに、返信メールを送付いたします。そのメールに、地点登録番号を記載しておりますので、冬期観察(1月下旬~2月上旬予定)からデータを報告する際には、この番号を記載するようにしてください。
⑤今夏は、高松市での取組に参加している旨、記載してください。

調査方法

調査期間
2018年8月2日(木)~15日(水)
調査時刻
日没後、1時間半~3時間半(高松市の場合、20時30分〜22時30分)
カメラ
レンズ交換式一眼レフデジタルカメラ(ミラーレスカメラを含む)
※RAWデータ形式で保存できる機種に限ります(JPEG画像は不可です)。
(2008年以降に発売された機種を推奨)
詳細は後述の「対応機種」をご確認ください。
レンズ
標準レンズ(APS-Cの場合35 mm前後、フルサイズの場合50 mm前後の焦点距離)
※ズームレンズでも撮影できます。開放F値は、5.6よりも小さい(明るい)ものをご使用ください。
撮影
真上 (天頂方向) に向けて30秒露出
※東西が長くなるように向けます。
※三脚を利用すると楽ですが、カメラを真上に向けて固定できればどんな方法でもOKです。

詳しい撮影方法(測定方法)は、デジカメ星空診断の「測定のための4ステップ」に記載されていますので、ご参照ください。

報告方法(データを送る)

撮影が終わったデータはメモリーカードからパソコンにコピーし、以下のデータ投稿フォームから撮影ファイルを送信してください。

データ投稿フォーム(高松市星空調査専用)

「平成30年度 夏の星空観察」について

環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染等に気づき、環境保全の重要性について関心を深めていただくこと、また、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)としても活用していただくことを目指し、星空観察を推進しています。今年度は夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる夜空の明るさ調査を呼びかけることとしています。詳細は下記をご確認ください。
https://www.env.go.jp/press/105671.html

今回の「高松市の星空調査」では、この観察と連携して行います。

対応機種

2008年以降に発売されたレンズ交換式デジタル一眼カメラ(ミラーレスを含む)を推奨します。主な対応機種は以下の通りです。

*投稿時に測定結果(速報値)が即時表示されます。